本日の偉人の名言は、中村天風先生のお言葉です。
古訓にも、「チャンス」を逃す者は愚人である、いうのがある。
また「真によく成功する者は、常にチャンスを巧みに捉える人である」というのがある。ところが、誰でもが知っているはずのこの言葉通りに「チャンス」とうものを、いつも正確に逃さずに捉えて人生に生きている人が、どの位であろうか。
「しかも『チャンス』というものは、そうしばしばは、容易に恵まれないものである」
要するに、運命であれ、健康であれ、それをより良い状態にするには、特に更生の「チャンス」を絶対に逃さぬことである。
そして「チャンス」に対しての必要な注意は、常にそれを見逃さないようにすること、もう一つは、チャンスに直面した際、無駄に迷いためらわないことである。
即ち颯爽たる決断力をもって、万難を排して、これをキャッチすべしである。
これぞ、愚人の轍を踏まない、最良の手段である。
引用:「本当の心の力」p.26より
著書:中村天風
出版:PHP研究所
チャンスは、誰にでも平等に与えら続けているものです。
そのチャンスを、チャンスと感じることができるか、できないか…
その違いだけで、その後の運命が大きく変わる。
でも、チャンスを逃し続けると、チャンスを感じる感性が鈍ると思います。
中村天風先生のこの『チャンス』を読んで、改めてチャンスの有難みを感じました。
本書は、時間を上手く使っていないと悩んでる人におすすめです。
時間を上手く使えてない場合の対策として、予定を目に見えるかたちで把握する「タスクシュート」という管理方法を紹介しています。