本日の偉人の名言は、梅原大吾氏の名言『迷う力』です。
センスや運、一夜漬けで勝利を手にしてきた人間は勝負弱い。
僕はこれまで頭の回転が速く、要領が良く、勢いに乗っていると思われる人間と何度も戦ってきたが、ただの一度も負ける気はしなかった。
それはなぜか。彼らと僕とでは迷ってきた量が圧倒的に違うからだ。
実力に開きがあった子どもの頃は一方的に攻め込まれたり、負けたりしたこともあるが、ある程度の年齢になってからは必ず勝つという自信が揺らぐことはなかったし、後ろに引き下がるような戦いを見せたこともない。
僕はこれまでの人生で何度もミスを犯し、失敗し、そのたびに深く考え抜いてきた。だから、流れに乗って処理を重ねてきただけの人間とは姿勢や覚悟が違う。
何も考えずに、辞意分のセンスと運だけを頼りに歩いてきた人間と対峙すると、相手の動きがチャラチャラと軽く見える。性根が定まっていないこと、さらには綿密な分析に基づいた動きでないことに、直ぐに気がつくのだ。
勢い任せで分析を怠ってきた人間は、究極の勝負の場面でススススッと引かざるを得なくなる。
引用:「勝ち続ける意志力」p.60より
著書:梅原大吾
出版:小学館
上辺だけの努力では、誤魔化しがきかないということを痛感しました。
何事も、流れ、惰性を頼ってきた自分には、非常に耳が痛い内容でした。
迷う力…
迷うくらいなら、とにかく進める!そう思っていました。
でも、迷って、迷って、迷い抜いた結果の行動を積み重ねる強さには、全く敵わないと思いました。
迷うということは、自分が成長している証なのだから、中途半端な行動に出るよりも、たくさん迷った方が良いと思う。
そして、考え抜いた結果を信じて、行動するのみだと思いました。
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